ベンツのエアサス交換・修理費用について、ご紹介していきます。
メルセデスベンツ SクラスやEクラスでおなじみの故障箇所となっており、定期的に修理交換が必要となっております。

エアサス交換費用

弊社では、修理・交換依頼の多いモデル（W221・W211）に関しては、エアサス本体を在庫しておりますので、予約状況に空きがあればすぐに交換作業が可能です。
（空き状況はお電話にて、お問い合わせ下さい）

ディーラーでのエアサス交換の大まかな目安もご紹介しておきます。

上記料金表の金額には、「エアサス本体」「交換工賃」「消費税」がすべて含まれております。

その他車種の交換料金・費用等については、お問い合わせ下さいませ。

ベンツのエアサス故障頻度

車種によって若干異なりますが、エアサス交換依頼の多いW221 Sクラス・W211 Eクラスに関しては、概ね70,000km～90,000kmでエアサス本体が故障します。

片側が故障した場合、前回のエアサス交換時期が同時期だった場合、反対側の故障も間もなくです。

その為、基本的には両サイド同時の交換がお勧めです。

エアサス故障の診断

最近の車種では、ディスプレイにエラー表示が出ますが、エアサス故障なのかコンプレッサー故障なのかと言った詳細は表示されません。

故障箇所の特定に関しては、整備工場でのテスターを用いた診断が必要となります。

「駐車場に着いたら、いつもより車高が下がっていてびっくり！」
なんてケースの場合、エアサス周辺部品のいずれかが故障している証拠です。

エアサス周りの故障箇所

メルセデスベンツ車のエアサス以外の故障としてあるのが、エアサスコンプレッサー・バルブブロックが挙げられます。

故障頻度の高さで言うと、エアサス本体の故障が一番多く、次いで、コンプレッサー故障・バルブブロック故障となります。

エアサス故障の時に気をつけたい事

エアサス・バルブブロックが故障となった場合、エアサスコンプレッサーの過動作により、バルブブロックとエアサスコンプレッサーがセットで故障となるケースもあります。

「エアサスが壊れたらレッカーで修理工場に持ち込むべき」と言われる所以はここにあります。

エア漏れがある状態やバルブブロックが故障している状態で走行していると、常時コンプレッサーが作動する状態となり、本来壊れていなかったエアサスコンプレッサーも焼き付いて、要交換となってしまいます。

エアサス故障に気づいたら、基本的には、レッカーでの入庫をお勧めしております。
自動車保険のロードサービスが使える可能性があります。一度、保険会社にご確認ください。

もし、使えない場合、付帯していない場合であれば、JAFという手もあります。

直近のエアサスリコール情報

メルセデスベンツのエアサス関連のリコール情報をまとめていきます。
メルセデスベンツのリコール一覧は、下記メルセデスベンツジャパン公式サイトより、ご確認ください。

・リコール一覧 – Mercedes-Benz

2022年12月発表　C/E/GLCクラス 2014-2018モデル

リコール内容

2014年4月18日～2018年3月22日に輸入された2万1626台
W205 Cクラス / W213 Eクラス / X253 GLCクラス の一部

対象車両はエアサスペンションのエアコンプレッサにおいて、減圧バルブの材質が不適切なため、錆が発生して作動不良を起こすことがある。そのため警告灯点灯とともに車高調整ができず、最悪の場合、走行中に車高が低下するおそれがある。

リコール対象の詳細は、下記をご確認ください。
・リコール届出番号 外-3531

リコール対象車種

Cクラス
C200、C200 4マチック、C200ステーションワゴン、C200 4マチック ステーションワゴン、C220d、C250、C250ステーションワゴン、C350e、C350eステーションワゴン

Eクラス
E200ステーションワゴン、E200 4マチック ステーションワゴン、E220dステーションワゴン、E250ステーションワゴン、E350e、E400 4マチック、E400 4マチック ステーションワゴン、E400 4マチック クーペ、メルセデスAMG E43 4マチック、メルセデスAMG E43 4マチック ステーションワゴン、メルセデスAMG E63 4マチック＋、メルセデスAMG E63S 4マチック＋

GLCクラス
GLC220d 4マチック クーペ、GLC250 4マチック、GLC250 4マチック クーペ、GLC350e 4マチック、GLC350e 4マチック クーペ、メルセデスAMG GLC43 4マチック、メルセデスAMG GLC43 4マチック クーペ